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なぜ今までのアメケアが使えなくなるのか?
「せっかく使い慣れているものなので、これからも使いたい」
と言って下さる方もいらっしゃいますので、少し説明をさせてもらいます。
最大の理由は、Google Chromeの拡張機能の仕様変更です。
AmeCareの画面で「お知らせ」にも表示していますが、2024年6月以降にChromeの拡張機能の仕様変更により今までのAmeCareは動作させることができなくなる見込みです。
↑こちらは「デベロッパー・ダッシュボード」という、Google経由で公開しているアプリ等を管理する画面のスクリーンショットですが、画面内の(今までの)AmeCareの行に、
「Manifest V2 を使用した拡張機能のサポートはまもなく終了します。」
という警告が表示されています。
この「Manifest V2」というのが今までのAmeCareの仕様で、これが廃止され、新しい「Manifest V3」という仕様の拡張機能しか動かせなくなります。
その「Manifest V3」の仕様で作り直したのが、新しいamecareです。
Googleの実施スケジュール次第なので、今のところ僕には何月何日から使えなくなるのか?すらわかりませんが、Googleが出している情報を見る限り、今年の6月以降のどこかのタイミングであろうと理解をしています(6月中と見るのが無難だと思います)。
AmeCareが動かせなくなると、画面を表示することすらできなくなるはずですで、保存してあるデータを取り出すこともできませんので、(こちらも「お知らせ」にも表示していますが)使えなくなる前にデータをエクスポートしておくことをお勧めします。
開発者の立場としては、
- 「Manifest V2」のサポート終了時点で公開を完全に終了する
- 今までのAmeCareを「Manifest V3」の仕様にアップグレードする
- 新しく「Manifest V3」の仕様で新たにamecareを開発する
などの選択肢がありました。
実は、無料で公開していた今までのAmeCareは、既に僕にとって負担でしかなかったですし、初期リリース時に比べてアメブロの記事エディタでできることがたくさん増えたので、本当は「1」を選択しようかと思っていました。
でも、「継続して欲しい」という声も頂いたので何とか続けることにしました。
継続となると、ユーザーにとって一番良いのは「2」であることはわかっていましたが、大きく異なる仕様へのアップグレードはバグも出やすいですので、Chromeの拡張機能の「同時期に1つのバージョンしか公開できない」という状態で実施するのは、非常に難しいと思い断念しました。
というわけで、「3」を選択することにして、新しく「Manifest V3」の仕様で作り直したのが、新しいamecareです。
そして、今後「負担でしかない」というような状況にならずに継続していく手段を模索した結果、有料化というところに行き着きました。
何とかご理解いただけると嬉しいのですが。

